「5,000円以上の購入で送料無料」といった、一定金額以上の購入を条件に送料を無料にする施策です。BtoCのECサイトにおいて、消費者が購入を中止する最大の理由は「送料が高いこと」であり、この心理的障壁を取り除くと同時に、客単価(AOV)を引き上げるための強力な武器となります。メリットは、あと数百円で送料無料になる際、ユーザーが自発的に「追加の商品」を探すというポジティブな行動を誘発できる点にあります。2026年は、カート内で「あと〇〇円で送料無料」とリアルタイムに通知したり、その金額に合わせたおすすめの「ついで買い」商品をレコメンドしたりするUI/UX改善が進化しています。送料コストを自社で負担するリスクはありますが、客単価の向上とカート離脱率の低下によって相殺され、結果として全体の利益率を高め、顧客の満足度とサイトの競争力を維持するための必須の価格戦略です。
職種 |
マーケティング | 施策難易度 |
★☆☆☆☆ |
|---|---|---|---|
業界① |
全業界 | 目的 |
単価UP |
業界② |
対象 |
購入検討者 | |
費用 |
0〜10万円 | 7 |
主なToDo
- 自社の平均客単価と送料コストを分析し、最適なラインを設定する
- カート画面で「あと〇〇円で送料無料」と表示する機能を追加する
- レジ前(カート画面)で、ついで買いしやすい低単価商品をレコメンドする
期待できる効果
無理なく客単価を上げられる。顧客も「送料を払うよりモノを買ったほうが得」と感じ、満足度が上がる。
躓くところ
設定ラインが高すぎると購入自体を諦められる。利益率の低い商品ばかり買われると、送料負担で赤字になるリスクがある。

送料無料ラインの設置






