工場の製造ラインにおいて、製品ごとの部品ロット、検査結果、作業者、使用設備などの履歴(トレース情報)をQRコード等で記録・管理するシステムを導入する施策です。不具合発生時に原因を特定し、対象範囲(ロット)を絞り込んだリコールを可能にします。メリットは、品質保証レベルの向上と、リコールコストの最小化です。
職種 |
情報システム | 施策難易度 |
★☆☆☆☆ |
|---|---|---|---|
業界① |
IT・情報通信 | 目的 |
リスク低減 品質管理 |
業界② |
ネットワーク機器メーカー | 対象 |
サプライチェーン管理 品質保証部門 製造現場 |
費用 |
300〜2000万円 | 120 |
主なToDo
- 各工程でバーコードスキャンを行い、実績データをDBに蓄積する
- 検査装置のログデータを自動収集し、シリアル番号と紐付ける
- 出荷後の不具合情報から、製造時のデータを逆引き検索できるようにする
期待できる効果
製品の製造工程をデータで一元管理することで、万一の不具合発生時に原因を特定し、影響範囲を秒単位で抽出。対象ロットを絞り込むことでリコール費用を最小化し、企業の品質保証体制に対する信頼を守り抜きます。
躓くところ
現場の作業員に、手間を感じさせず正確なデータ入力を徹底させるためのUI設計とオペレーションの標準化が困難です。数万点の部品ロットをミスなくシステムへ紐付け続ける、現場の管理体制維持も課題です。

生産ラインのトレーサビリティシステム【ネットワーク機器メーカー】






